痛み過ぎた髪でもツヤ髪に戻す最後のセルフケア

ドライヤーや紫外線、手入れ不足にヘアカラーやパーマで酷使した髪の特に毛先。
もう切らなくちゃダメかな・・・と思うような痛み過ぎた髪でも
ツヤ髪に限りなく戻すことが可能。
しかしこの方法は痛み過ぎた髪がツヤ髪になれる最後の砦。
髪を切ってしまう前に、一度お試しあれ!
美容師としては、痛み過ぎた髪でも、どうしても切りたくない人のツヤ髪の時間延ばしとしておすすめします。
Contents
痛み過ぎた髪は・・・
刺激を受けて痛み過ぎた髪は、水分を保持する力を失ってしまい
何をやってもツヤ髪には戻りません。
たとえ、保湿成分を含んだものをつけても、整髪剤をつけても髪がぐんぐんと干し草のように吸収して即時に乾燥させてしまいます。
乾燥させるだけならまだしも、まだ健康なツヤ髪の部分の髪までも自然乾燥することで余計に水分を蒸発させてしまいます。
ですから痛んだ髪をそのままにしておけば、その時間だけ痛みが進行してしまうということ。
元の髪触りに戻したい場合は切るしかありません。
痛んでいる場所よりも少し上から切ることで、痛んだ部分を切ってしまうことで元通りのツヤ髪に戻す事ができます。
そして、今回の髪の傷みから学習して、次の傷み過ぎた髪の原因になることを避け、今後痛み過ぎた髪にならないように気を付けてツヤ髪を保っていく事が大事。
次につなげるためには、今あるツヤ髪を痛み過ぎた髪にしないように大事にしていきましょう。
痛み過ぎた髪をツヤ髪戻すには・・・
とはいえ髪を切りたくない人も多いですよね
やみくもなトリートメントよりも、ヘアサロンでのトリートメントでもありません。
実はヘアオイルを、シャンプー前につけて痛み過ぎた髪に浸透させるのがポイントです。
まずツヤ髪にみちびくヘアオイルの選び方についてご説明していきますね。
痛み過ぎた髪のツヤ髪ヘアオイルの選び方
普段使うアウトバストリートメントはどんなオイルを使っているでしょうか?
シャンプーの後に使うものなので、きっと髪の毛が軽く決まる軽めのものではないでしょうか?
一旦こちらはおいておいて、ちょっとなじみの悪いような重たいべたつくようなヘアオイル。
できればしっとりタイプのものを選びましょう。
普段がラサーナなどの軽めのものだとすると、椿油とかアルガンオイルとかの全身使えるようなものがおススメです。
植物系でいて重みのあるもの・・・ヘア用だけではないものを選ぶようにしましょう。
痛み過ぎた髪の戻す手順
シャンプー前にオイルをつけて(痛んでいるところを中心につけていきます)
あらい目のくしでといてなじませます。
タオルを巻いてその上からシャワーキャップして湯船につかり半身浴などをして
時間をつぶします。時間にして20分くらいがおススメです。
湯船の熱で頭皮からの汗や温度でより浸透するようになります。
その後、シャンプーして普通にコンディショナーで仕上げておしまい★
それでもまだ痛み過ぎた髪が気になるようであれば
オイル→コンディショナー→シャンプー→コンディショナーの順番でつけていきましょう。
オイルをべったりというのがちょっと・・・
拒否感を示すのも解ります。
だってオイルを髪全体に乾いた痛んだ髪につけると、とたんに髪を洗ってない子みたいですもんね。
でもその後シャンプーするので大丈夫です。
そしてオイルの後にコンディショナーをつけると、意外に上手く乳化してするっと流れていくんですよね。
ちょっと一度試してみれば解ると思いますよ。
オイルトリートメントで得られる効果
痛み過ぎた髪でもオイルトリートメントをすれば、見違えるようにはなります。
ただし、いつまでもは続きません。
いわゆるマジック的なものでごまかせていると考えておきましょう。
いつかはいきなり髪がちぎれたりしてしまいます。痛み過ぎた髪だと。
復活はできないけどごまかすことができるのがオイルトリートメント。
ではその効果は・・・
痛み過ぎた髪が広がらずしっとりと
痛み過ぎた髪にもツヤ髪に
痛み過ぎた髪もハリが出たように感じられる
痛み過ぎた髪の手触りを柔らかくできる
痛み過ぎた髪に油膜をはって水分保持力を保つ
ように見せる事ができます。
もちろん手触りの違いも感じる事ができると思います。
ツヤ髪の条件
ツヤ髪というと一定の条件が必要です。
まず天使の輪(知ってます?)
ツヤ髪の条件で大事なのはツヤがあること。
水分保持力、それにハリがあること。
健康なツヤ髪を作るのは最低でもこのふたつが必要です。
オイルはこのふたつを同時にかなえるものですが、本当に健康な髪には戻す力はありません。
基本的に体内から出た老廃物=髪。だからです。
だからこそ痛み過ぎた髪になる前に、髪をツヤ髪のままキープしていかなくてはなりません。
本当のツヤ髪を目指すならですよ?
ツヤ髪っていつ見ても憧れる・・・けどなかなか難しいんですよね。
夏に無理して痛み過ぎた髪も、ツヤ髪に見せることができるこのトリートメントを
一度試してみてくださいね♪
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